宮永教授のセレンディピティ講演

会社の人材育成の施策のひとつとして、東京理科大学の宮永教授の出前講演がわが社のホールで開催されました。

演題は「セレンディピティと商品開発」です。参考書は「成功者の絶対法則 セレンディピティ」。

セレンディピティって、偶然の中から新たな価値を見つけ出す能力(技術)ってやつですね。

講演は、シリコンバレーでの起業成功率が1/1000であることから始まり、ホークアイコマツのコムトラックス、カミオカンデポストイットといった例を引き合いに新たな価値、顧客の創造についてビジネス・セオリーを説明するといった内容でした。

肝心のセレンディピティについては、ひらめき思考やロジカル・シンキングなどが説明に混ざってしまい、今ひとつ切れ味が悪い印象でした。

さて、教授の講演で収穫のひとつは

 「素人のように考え 玄人として実行する」(金出 武雄)

という言葉です。これは、座右の銘にしたいと思いました。

そして、最大の収穫はなんとスタンフォード大学の講義がインターネットで聞けると言うことです。これは知りませんでした。あれっ、これってセレンディピティ?