忘れないうちに JaSST'10 Tokyo

忘れないうちにJaSST'10 Tokyoで得たヒントを書き連ねておきます。

野村 卓司さんの「テストにおける勘の考察」

ベテラン・テスターが持つ『勘』を、仕様書内の制約条件に変換規則を作用させると言う仕組みで形式知化する発想はとても面白いです。昔、何かの本で『勘』は意識には表れないけど、高度に組織化された論理的な思考だと言っていたような。野村さんのアプローチを突き進めれば、これってパターン言語になるかも。

河野 哲也さんの「キーワードベースドレビュー」

これもいいですね。仕様書内に表れる特定のキーワードを拾い、それぞれのキーワード毎にレビューのポイントを示唆するツールですか。Shozはテスト屋ではなく設計屋なので、セルフレビューに使いたいですね。今まで、藤倉俊幸さんの「技術のための仕様書の読み方書き方」(CQ出版 THCHI リアルタイム/マルチタスクシステムの徹底研究)を参考に仕様書を書いていますが、こんなツールがあれば便利さ100倍ですね。そう言えば、昔英語の文章を推敲するツール(Grammatik)にお世話になりましたが、ああいう風になれば理想かな。おっと、QCツールの場合は指摘/修正履歴がちゃんと残らないとダメですね。SQA屋さんに叱られちゃいます。

眠たくなったので、今日はここまで。
(つづく...かな?)